Evernoteを毎日利用している方も多いかと思いますが、乗り換えを検討されている方も多いようです。
 
2016年6月に料金プランが変更になり、無料プランの同期端末制限が2台になったことで多くの方が、別ツールへ移行を検討しました。
 
そこで今回はEvernoteの代替ツールを探している方、今後移行を検討される方へ向けて、おすすめの代替ツールをご紹介させていただきます。

 

Evernoteとは?

まずは、Evernoteについて簡単に整理をしておきます。

すべてを記憶する。アイデアを整理する。スマートに働く。「Evernote(エバーノート)」

https://evernote.com/intl/jp/

Evernoteは、クラウドにメモとして保存し、情報を収集、蓄積するノートアプリ(メモアプリ)です。

■Evernoteの主な機能

ノート

テキストだけではなく画像、音声など、複数の情報を1つのノートにまとめることができるのがポイント。チェックリストを使ってタスクの整理をすることもできます。

Webクリッパー

Web上で気になったコンテンツをボタン1つでEvernoteに保存することができます。保存したコンテンツに注釈を入れたり、簡単に共有できるのが魅力的ですね

■Evernoteの導入費用

Evernoteは無料で使うことができますが、容量を増加したり、同期できる端末を無制限(無料プランでは同期端末が2台まで)にするには、有料プランを契約する必要があります。
 

代替サービスを選ぶポイント

EverNoteの代替サービスを選ぶ際に、一番重要なポイントは、
 
 ①単に自分のメモをとるだけのものを探しているか
 ②チームメンバーで情報共有することまで視野に入れているのか
 
という点になります。
従来は「①単に自分のメモをとるだけのもの」を探す方が多かったですが、最近非常に注目を浴びているのが「②チームメンバーで情報共有することまで視野に入れたプロダクト」です。下記で紹介する「Stock」や「Milanote」等が代表例です。
 
皆様のチームに適したプロダクトを是非選んで頂ければと思います。

Evernoteの代替サービスに求めたい機能

①コミュニケーション機能

1人で利用するには不要ですが、ノートを共有する場合や、チームで利用する場合には必須の機能となります。
別のチャットツールを使う必要がなくなるため、ノートに関するやり取りがスムーズに行えます。

②タスク管理機能

Evernoteにはチャックリストやリマインド機能があり、タスク管理のように使うことができます。
しかし、ノートを横断しての管理や、チームとして使う場合は進捗管理などができないため、専用の機能が必要になってきます。

③ユーザー管理機能

特にチームで利用する場合には、様々なメンバーが参加するため、ユーザーの権限設定が必要になります。
管理機能があることで外部の方や、部署ごとの情報共有をスムーズにすることが可能になります。

①個人のメモアプリとして使えるEverenoteの代替ツール5選

Evernoteの代替ツールといえば、「Onenote」が非常に有名ですが、個人で使えるメモアプリとしては、下記の5プロダクトが有力な選択肢になります。

Onenote

「Microsoft OneNote」 | デバイスに対応したデジタル ノート作成アプリ

https://www.onenote.com/?omkt=ja-jp

OnenoteはMicrosoftが提供するノートアプリです。
Evernoteの代替サービスとして、一番名前の挙がるサービスではないでしょうか。
完全無料で使えるのが特徴で、端末制限などもありません。細かい部分での違いはありますが、主な機能に大きな差はありません。

■Onenoteの主な機能

ノート

手書きやリストなど様々な記入方法に対応していますし、あらゆるファイルを添付することができます。
PDFエクスポート
ノートを簡単にPDF形式で出力できます。PDFであれば、デバイスを選ばずどこでも見ることができるので便利ですね。

■Onenoteの導入費用

Onenoteは完全無料で使えますが、保存先がOnedriveとなるため、Onedriveの容量を越えるとOnedriveの費用を払う必要があります。
 

google Keep

「Google Keep」

https://keep.google.com/

Google Keepは、Googleが提供するメモアプリです。
GoogleKeepに保存されたメモは、Googleアカウントで管理されているので、Android、ios、webの全てのプラットフォームで簡単に閲覧することができます。

■Google Keepの主な機能

メモ

音声認識での入力や手書きにも対応しています。ただし、画像以外のファイルは添付できないため、別途Google Driveなどで管理する必要があります。

■Google Keepの導入費用

Google Keepは完全無料で全ての機能を利用することができます。
 

Simplenote

「Simplenote」

https://simplenote.com/

Simplenoteは、手軽にメモやリスト、アイディアなどを書き留められるツールで、デバイス間の同期が非常に早いことが特徴です。また、フォルダという概念がなく、タグでノートを管理するのも特徴的です。

■Simplenoteの主な機能

ノート

非常にシンプルな作りで、タイトルなども存在せず、テキスト入力で自由に記載することができます。
また、エンジニアに嬉しいマークダウンにも対応しています。

■Simplenoteの導入費用

Simplenoteは完全無料で全ての機能を利用することができます。
 

Bear

「Bear」 – Notes for iPhone, iPad and Mac

http://www.bear-writer.com/

Bearは、Markdownなどのさまざまなマークアップに対応したMac向けのテキストエディタです。
タグ検索できたり、ファイルがあるメモだけ検索できるなど検索性に優れているのが特徴です。

■Bearの主な機能

メモ

Markdownなどのさまざまなマークアップに対応しているため、シンプルなメモから、高度なドキュメントまで作成することができます。
また、相互メモリンクという機能で、関連するメモ間をリンクすることができます。

■Bearの導入費用

Bearは無料で利用することができますが、全てのデバイス間でメモを同期したり、PDF、HTML、DOCX、JPGなどの形式でエクスポートしたい場合には、有料プラン(1人あたり150円/月〜)を契約する必要があります。
また、BearはMacやiOS向けのアプリで、windowsには対応しないため、注意が必要です。
 

Zoho Notebook

「Zoho Notebook」|フリーのメモアプリの決定版。無料で始めるノートアプリ

https://www.zoho.com/jp/notebook/

Zoho Notebookは、カード形式でメモを残すことができる完全無料のノートアプリです。

■Zoho Notebookの主な機能

ノート

ノートはカード形式で確認することができ、専用の機能を使えば、手書きでノートの保存をすることもできます。

■Zoho Notebookの料金

Zoho Notebookは、完全無料で利用することができます。
 

②チームメンバーの情報共有で使えるEverenoteの代替ツール10選

チームで使うツールを選ぶなら「Stock」が代表的なプロダクトですが、その他ツールも含め下記の10プロダクトが有力な選択肢になります。
チームでの情報共有までEvernoteのような手軽さで行えるので、昨今非常に多くの企業で取り入れられています。

Stock

チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock(ストック)」

https://www.stock-app.info/

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールを使うと情報が流れていく、ファイルでの情報共有は面倒」という問題を、驚くほど簡単に解決します。
とにかく簡単で、非常にシンプルであることが特徴のサービスです。
個人で利用することもできますが、チームでの利用に特化しているため、チームで仕事をする上で必要な機能が揃っています。

■Stockの主な機能

ノート機能

Stockの土台となる機能です。
会議の議事録やプロジェクトの概要、要件など、様々な情報を簡単に残すことができます。
ノートには、画像やファイルをドラッグ&ドロップで簡単に添付することができ、ファイルの中身はweb上でプレビューすることができます。
タスク管理

情報を残した際にはタスクが発生することがありますね。
自分のタスクだけでなく、メンバーのタスクも一覧で手軽に管理できるため、各プロジェクトのタスク状況を簡単に把握することができます。
チャット

チャットはノートのテーマ毎にできるのが特徴的です。
複数プロジェクトの会話を同じチャットですることがないので、後から遡ることも簡単です。
また、メンション機能が使えるので、余計な通知を受けることもないのがいいですね。

■Stockの導入費用


https://www.stock-app.info/pricing.html

Stockは無料プランでも、ほとんどの機能を利用することが可能です(無料で利用できる期間制限もありません)。
無料プランの範囲内以上に使いたい場合でも、1人月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。
 
 

Milanote

「Milanote」: The notes app for creative work

https://www.milanote.com/

Milanoteは、クリエイティブワークに特化したオンラインノートサービスです。そのため、画像やファイルなどの配置の自由度が高く、アイデアをどんどん出しながら情報をまとめることに非常に効果的なツールとなっています。

■Milanoteの主な機能

ボード

ボードと呼ばれる場所に、メモや写真を貼り付ける感覚でノートや画像、リンクなどを自由に配置することができます。また、ボードに貼り付けたノートなどは線で結ぶことができるため、関連性を視覚的に把握することができます。

■Milanoteの導入費用

Milanoteは無料で利用できますが、ノート数に制限(200ノートまで)があるため、その制限を無くしたり、検索機能を利用するには、有料プラン(1人あたり$9.99/月〜)の契約が必要になります。
 

Dropbox Paper

「Dropbox Paper」 – Paper – Dropbox

https://www.dropbox.com/ja/paper

Dropbox Paperは、Dropboxが提供している、1人でも、チームや組織などのメンバー同士でもドキュメントが作成できるサービスです。
今後、Dropboxとの連携強化が期待されています。

■Dropbox Paperの主な機能

ドキュメント作成

写真や動画の挿入はもちろんのこと、チェックリストを作成したり、表の作成もできます。また、ドキュメントに対してコメントを残すことができるため、かなり自由度の高いドキュメントを作成することができます。

■Dropbox Paperの導入費用

Dropbox Paperは、無料で利用することができます。ただし、Dropboxのアカウントが必要ですが、Dropboxのアカウントも無料で作ることができます。
 

Scrapbox

「Scrapbox」 – チームのための新しい共有ノート

https://scrapbox.io/?lang=ja

Scrapboxは、あらゆる情報を自動で整理することができる画期的な知識共有サービス(Wiki)です。
同一ページで、複数名がリアルタイムで編集をすることが可能で、書いた内容はリアルタイムで保存されるのが特徴です。

■Scrapboxの主な機能

ページ

自由にタグ、コードスニペット、箇条書き、タイトルなどを追加することができます。
また、リアルタイムでの同時編集も可能なため、協同作業をしやすいのがポイントです。
Slack連携
特定のSlackチャネルに、リアルタイムで更新情報を差分だけ通知することができます。

■Scrapboxの導入費用

Scrapboxは、無料で利用することができますが、自社サーバーで動かすためには、エンタープライズ版の申込が必要になります。
※エンタープライズ版については問い合わせとなっております。
 

Boostnote

Productivity – 「Boostnote」 | Boost Happiness, Productivity, and Creativity.

https://boostnote.io/ja/

Boostnoteは、開発者向けのEvernoteのような位置付けで、マークダウンへの対応など、プログラマー向けのノートアプリで、ダウンロードしてユーザー登録などもせず、すぐに使えるのが特徴です。

■Boostnoteの主な機能

ノート

プレビュー機能があるので、Markdownで書いた内容をすぐに確認することができます。また、Javascript、Python、HTML、CSS等100以上の言語でシンタックスハイライトを付けることが出来、複数のコードスニペットを同じスニペットに保存することができます。

■Boostnoteの導入費用

Boostnoteは、オープンソースプロジェクトのため無償利用することができます。
 

kibela

「Kibela」|個人の発信を組織の力にする情報共有ツール

https://kibe.la/ja

Kibelaは、使うだけで、強いクリエイティブな組織を作れるようになるために開発された情報共有ツールです。
エンジニアに嬉しいMarkdownやwebhook、シングルサインオンに対応しています。

■Kibelaの特徴

1. 個人的なメモもチームのドキュメントも作成できる
個人的なメモを投稿できるBlogと、チームのドキュメント作成用のWikiの2種類を作成することができます。
 
2. メンバーの得意なことが分かる
情報発信することで、メンバーの顔や名前だけでなく、得意なことが分かるようになります。

■Kibelaの主な機能

Blog

個人的なメモや考えをBlogとして投稿することができます。Blogを共有することで、自分の考えや得意なことを他メンバーに共有することができるようになります。
Wiki

メンバー間で自由に編集できるため、議事録や日報だけとして利用するだけでなく、ナレッジの蓄積先として利用することができます。

■Kibelaの導入費用


https://kibe.la/ja#pricing

5名までは無料で利用することができます。
ユーザー数や作成できるグループ数などを無制限にするには、有料プラン(月540円〜(1人あたり))を契約する必要があります。
 

Inkdrop

「Inkdrop」|Note-taking App with Robust Markdown Editor

https://www.inkdrop.info/

Inkdropは、エンジニアやデザイナーのための、Mac、Windows、Linuxで利用できるノートアプリです。

■Inkdropの主な機能

ノート

階層が把握しやすいシンプルな構成となっており、マークダウンにも対応しています。素早い同期が特徴的でオフラインでも利用できます。

■Inkdropの料金


https://www.inkdrop.info/pricing

60日間と長めの無料トライアル期間がついていますが、それ以降は有料プラン($4.99/月〜(1人あたり))を契約する必要があります。
 

Qiita:Team

「Qiita:Team」|生産性を向上させる情報共有ツール

https://teams.qiita.com/

Qiita:Teamは、日報や議事録などのドキュメント作成・共有ツールです。
主に、エンジニアチームを中心として利用されており、属人的なノウハウや技術要件が共有され、組織の見える化を進めることができます。

■Qiita:Teamの特徴

1. 簡単に書けて簡単に共有できる
テンプレート機能を利用して読みやすくきれいなドキュメントを作成・共有することができます。
 
2. 他ツールとの連携機能が豊富
Slack、HipChat、ChatWorkなどのチャットツールとの連携や、Webhook機能使った連携も可能です。

■Qiita:Teamの主な機能

ドキュメント作成

Markdownやテンプレート機能に対応しており、エンジニアにとっては慣れた形式で作成することができます。また、作成したドキュメントもすぐにフィードに投稿できるため、共有も簡単です。

■Qiita:Teamの導入費用


https://teams.qiita.com/pricing/

30日間の無料トライアルがついていますが、基本的には有料プラン(1490円/月(3人まで)〜)の契約が必要になります。
メンバー数に応じて料金が変動(機能に違いはない)するシンプルなスタイルです。
 

Docbase

「DocBase」|ストレスフリーなドキュメント共有ツール

https://docbase.io/

DocBaseは、様々な人やツールに分散していた情報を一元管理できるドキュメント共有ツールです。
柔軟な権限設定とシンプルな機能で、誰でも簡単にきれいなドキュメントを作ることができます。

■DocBaseの特徴

1. 同時編集機能に対応している
1つのメモを複数人で同時編集することができるため、リアルタイムでドキュメントを作り上げることができます。
 
2. 高い安全性
2段階認証への対応のほか、アクセス制限や操作履歴の保存に対応しています。

■DocBaseの主な機能

文書作成

Markdownやテンプレート機能に対応しており、リアルタイムプレビューで入力内容を確認しながら、ドキュメントを作成することができます。

■DocBaseの導入費用


https://docbase.io/#plan

30日間の無料体験がついていますが、基本的には有料プラン(900円/月(3人まで)〜)の契約が必要になります。
利用人数を増やしたり、ストレージ容量が増えるごとに料金が変わります。
 

Confluence

「Confluence」|チームコラボレーションソフトウェア

https://ja.atlassian.com/software/confluence

Confluenceは、JIRAなどのプロジェクト管理ツールを開発しているAtlassianが提供する、Wikiツールです。
プロジェクト管理ツールと連携して利用することで、シームレスに業務を進めることが可能になります。

■Confluenceの特徴

1. JIRAと連携できる
既にJIRAを利用している場合には、Confluenceと連携することができるため、プロジェクト管理をドキュメント管理をシームレスに行うことができます。
 
2. 細かい権限設定
きめ細かい権限設定により、メンバーの閲覧や編集を制御することができます。

■Confluenceの主な機能

ドキュメント管理


テキスト情報以外にOffice文書や画像等を共有できます。また、バージョン管理、プレビュー、全文検索などにも対応しています。

■Confluenceの料金


https://ja.atlassian.com/software/confluence/pricing

7日間の無料トライアルを利用することができますが、基本的には有料プランへの契約が必要になります。
人数によって単価が異なるため、利用人数を確認した上で料金の確認をした方が良いです。また、JIRAを既に利用している場合には、無料でConfluenceの利用ができます。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
 
Evernoteの代替サービスは多くありますが、Evernoteでどんな機能を頻繁に使っていて、その機能が代替サービスにあるかを確認する必要がありますね。
 
また、自分1人で使うのか、チームで使うのかによっても選定するサービスが違ってくるかと思いますので、今回ご紹介したサービスの中から、是非マッチするツールを選んでみてください!