アパレル業界はアナログな業務が多く、特に店舗の場合は、商品の配置から接客まで、人がいないと成り立たない業務が多いのではないでしょうか。
 
そのような中で、クラウド化することで効率化できる業務については、どんどん移行すべきではないかと思います。
 
そこで今回の記事では、アパレル業界においてクラウド化したい業務と、オススメのツールをご紹介させていただきます。
 
日々の業務に追われてしまっている方や、今後業務効率化を図りたいとお考えの方は是非参考にしてみていただければと思います。

 

アパレル業界での業務でクラウド化したいこと

①店舗やサイトの運営管理

店舗であればPOPの構成企画や商品陳列の方法、サイトであればページ構成の要件や、キャンペーンの企画など、日々の運営で残しておかなければいけない情報は多くあります。
これらの情報を整理して残しておくことで、ナレッジの蓄積につながり、次の施策を効果的にすることが可能になります。

②接客などのマニュアル

店舗業務においては、接客などのマニュアルを伝えたり、研修を行うにも多くの時間をかけているのではないでしょうか。
それらを、例えば動画マニュアルにすることで、研修の時間を効率化することができるようになります。

③ECサイトなどでのカスタマー対応

ECサイトにおけるカスタマー対応も、効率化することができる業務の一つになります。
web接客ツールを使って、効率的にユーザーを購買導線に導いたり、FAQを整備することで、問い合わせ自体を減らすことが可能になります。

アパレル業界で使えるクラウドツール10選

チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、店舗での運営に関する情報やマニュアルを簡単に残しておけるだけでなく、商品写真と共にテキスト形式で情報を残すこともできます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用し、記載した内容に関するやり取りや、期限の設定ができるため、スピーディーな対応とコミュニケーションが可能となります。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくないチーム向けのツール
    ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます

<Stockの料金>

40ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用できるようになります。
有料プランでも1人あたり月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

https://www.stock-app.info/pricing.html

 

アパレル業界に特化したクラウドツール

「アパレルクラウド」

アパレルクラウドは、アパレル業界のマーケティングプラットフォームで、店頭やECの売り上げを最大化する機能が豊富にあるサービスです。

<アパレルクラウドのポイント>

  1. 一元管理が可能
    商品や店舗情報、顧客情報までを一元管理することができます
  2. カスタマイズが可能
    自社向けにオリジナルのサイトの構築が可能になるオプションもあります

<アパレルクラウドを使う上で気をつけておきたい点>

  • 導入のハードルが高い
    費用などは問い合わせをする必要があり、豊富な機能があるため、導入のハードルが高いサービスになります。
 

「GEN WEAR」

GEN WEARは、アパレル業界向けのクラウド生産管理システムで、ECサイトとも連携して在庫管理を効率化することができます。

<GEN WEARのポイント>

  1. 在庫管理の効率化が可能
    洋服のサイズや色ごとに管理ができ、店舗間での移動や出荷状況の把握も簡単です
  2. 高品質なレポート
    シーズンごとの売上予測など、データを蓄積していくことで、より高品質なレポートを出すことができます

<GEN WEARを使う上で気をつけておきたい点>

  • 本格導入までに時間がかかる
    トライアルからテスト導入を経て本格導入になるなど、導入までに様々なステップが用意されているため、本格運用までに時間がかかります
 

「birdiecloud」

birdiecloudは、アパレル業界に特化した、POSレジや在庫管理、CRMに対応したクラウドサービスです。

<birdiecloudのポイント>

  1. 店舗の情報を一元管理可能
    店舗における商品や顧客、売上の各種データをクラウド上で一元管理することができます
  2. ECサイトへの対応も可能
    オプションを使えば、自社ECサイトだけでなく、楽天やyahooへの出品管理もすることができます

<birdiecloudを使う上で気をつけておきたい点>

  • 本格導入までに時間がかかる
    トライアルからテスト導入を経て本格導入になるなど、導入までに様々なステップが用意されているため、本格運用までに時間がかかります
 

「パワクラ」

パワクラは、ECサイトのなどのネットと実店舗を連携することができる、クラウド型POSレジです。

<パワクラのポイント>

  1. ネットとリアルの店舗連携
    各店舗での顧客管理や在庫管理ができるため、効率的に販売することができます
  2. リアルタイムでの在庫状況を共有
    リアルタイムで在庫状況を共有できることから、店舗の在庫を削減することが可能になります

<パワクラを使う上で気をつけておきたい点>

  • 在庫管理とECサイト連携をすると費用が高額
    安いプランでは顧客管理がメインとなるため、在庫管理やECサイトとの連携を希望する場合には、費用が高額になります
 

「One’s Closet」

One’s Closetは、楽天などと在庫連携ができる、アパレル業界向けの在庫管理クラウドサービスです。

<One’s Closetのポイント>

  1. 細かい管理が可能
    店舗ごとだけでなく、商品の色やサイズごとに在庫管理をすることができます
  2. ECモールとの連携
    楽天やカラーミーショップとの連携ができるため、オンライン販売でも管理可能です

<One’s Closetを使う上で気をつけておきたい点>

  • 月額費用が高額
    月1.5万円で1ユーザーしか使えないため、スタッフが多い場合には、さらに費用がかかってしまいます
 

接客などのマニュアルを作成するのに適したツール

「Dojo」

Dojoは、豊富な機能が搭載された、高品質なマニュアルが作成できるツールです。
マニュアル化した内容をeラーニングとして活用できるため、定期的な研修で利用することができます。

<Dojoのポイント>

  1. マニュアル化が簡単
    テンプレートが用意されているため、簡単にマニュアル化することができます
  2. eラーニングの作成が可能
    作成したマニュアルから、eラーニングとして社内に公開することができます。

<Dojoを使う上で気をつけておきたい点>

  • 手軽な共有がしにくい
    一度マニュアルとして完成させる必要があるため、気軽な共有には向いていません
  • マニュアル作成以外で使えない
    マニュアル作成に特化しているため、他の業務で利用することができません
 

「Webdemo」

Webdemoは、パワーポイント似たユーザーインターフェースで、動画マニュアルの作成ができるツールです。
店舗における接客の方法などを動画マニュアル化しておくことで、研修の時間を削減することができます。

<Webdemoのポイント>

  1. 動画に特化している
    動画作成に特化した会社が開発をしているため、簡単に作成できるようになっています
  2. 教育機関や行政機関も利用している
    動画マニュアルやeラーニング教材作成ツールとして、3500以上の団体に導入されています

<Webdemoを使う上で気をつけておきたい点>

  • 費用が高い
    費用が発生するのは初回のみですが、1ライセンスあたり6万円と高く、バージョンアップの際にも費用がかかってしまいます。
  • 小規模事業者には導入しづらい
    価格も含め、大規模な社内システムとしての活用を想定していることから、なかなか手軽に導入するのは難しいです
 

ECサイトで使えるweb接客ツール

「チャットプラス」

チャットプラスは、ホームページにタグを貼るだけで、すぐにチャットサポートツールです。
ECサイトに設置しておくことで、チャットにて問い合わせ対応ができるため、スピーディーなカスタマー対応が可能になります。

<チャットプラスのポイント>

  1. すぐに利用開始可能
    専用のタグをページに貼り付けるだけで、すぐに運用開始することができます
  2. チャット以外のサポートを管理
    チャットで解決できず、電話やメールで対応する場合には、その旨についても管理できます

<チャットプラスを使う上で気をつけておきたい点>

  1. 利用できるアカウント数が少ない
    一番安いプランでは1IDしか発行できないため、サポート人数が多い場合には、不向きなツールです

チャットプラスの詳細はこちら

 

「KARTE」

KARTEは、ウェブサイトやスマートフォンアプリの顧客行動などをリアルタイムに解析し、最適な顧客体験を提供するツールです。
ECサイトに設置しておくことで、訪問者の属性に合わせて適切な提案をすることが可能になり
、効率よく購買に繋げることができます。

<KARTEのポイント>

  1. 適切なアクションを提供できる
    ユーザーの行動に合わせ、ポップアップを表示したり、チャットサポートを表示させたりすることができます
  2. あらゆる業種に対応
    業種により異なるユーザー層にも合わせて、最適な顧客体験を提供できます

<KARTEを使う上で気をつけておきたい点>

  1. 料金は問い合わせしないと分からない
    料金は問い合わせをしないと分からず、過去には月額10万だったこともあり、利用料金が高額な可能性があります

KARTEの詳細はこちら

 

まとめ

アパレル業界においては、店舗での業務だけでなく、仕入れやオンラン販売など、クラウド化できる業務は多くあります。
 
是非今回ご紹介させていただいたツールを活用し、業務効率化に繋げていただければと思います。