業務にIT化やクラウドツールの導入が増えていく中で、経理業務に適したツールも多く登場しています。
 
今回の記事では、経理業務にクラウドツールを導入することのメリットとオススメのツールをご紹介させていただきます。
 
経理業務の効率化をお考えの方や、クラウド会計ソフト以外のツールを検討されている方は、是非参考にしてみていただければと思います。

 

経理業務にクラウドツールを導入することのメリット

①担当者の業務負担の軽減

クラウドツールを導入することで、書類のやり取りや、データ入力などの業務を大幅に減らすことが可能になります。
そのため、今までの担当者の作業時間を削減することになり、業務効率化に繋がります。

②コストの削減

クラウドツールを使うことで、業務効率化に繋がるだけでなくコスト削減のメリットもあります。
例えば、業務時間が減ることによるコスト削減だけでなく、書類が減ることによる紙代や印刷代といったコストの削減にも繋がります。

③人による作業ミスの削減

人が手入力することによって発生していたミスを、クラウドツールを使うことで削減することができます。
そのため、ミスによるやり直しや、確認のための時間がなくなり、作業ミスの削減以外にも効果が現れます。

経理業務を効率化できるクラウドツール10選

チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、ノート単位で経理に関する情報をテキスト形式で残しておけるだけでなく、関連するデータや書類も一緒に管理できるため、関連部門との情報共有が円滑になります。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すれば、申請があった内容単位でやり取りができる他、提出期限を設定できるため、確認漏れや認識齟齬を防ぐことができます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくないチーム向けのツール
    ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます

<Stockの料金>

40ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用できるようになります。
有料プランでも1人あたり月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

https://www.stock-app.info/pricing.html

<Stock利用ユーザーの声>

Stockを使って、バックオフィス部門の業務効率化を実現した実際の利用ユーザーの声をご紹介いたします。
 
こちらのユーザーさんは、既存の情報共有ツールは、難しく面倒くさいものが多く、部門内で必要な情報共有がしっかりされないため、非効率な業務の進め方になってしまうことに悩まれていました。
 
そのような中、Stockを導入したことで、部門内の情報はStockに記載することが当たり前になり、様々な業務を並行して対応していても、効率的に進めることが可能になったということです!
 
 

経理業務全体を効率化できるクラウド会計ツール

「freee」

freeeは、無料から使えるクラウド会計ツールです。
日々の経理情報などを入力しておくことで、月末の作業や決算時などの業務が多くなってしまうことを防げます。

<freeeのポイント>

  1. 1クリックで書類の作成ができる
    毎月の経理処理を行っていれば、決算書作成のボタンを押すだけで簡単に決算書が作成できます
  2. 経営状況の見える化が可能
    定期的に経営状況の数値が、自動でレポート作成されます

<freeeを使う上で気をつけたい点>

  1. 最低限の知識は必要
    経理処理の自動化を実現することができますが、そのための設定や運用などには、専門の知識が必要になります。
 

毎月の経費精算を効率化できるツール

「kincone」

kinconeは、定期券をタッチするだけで、勤怠管理と交通費精算ができるクラウド型ツールです。
営業などの外出が多いメンバーがいる場合に、効果的に利用することができます。

<kinconeのポイント>

  1. 定期券で勤怠管理ができる
    タッチするだけで勤怠の把握ができるため、余計な手間や月末の作業を大幅に削減できます
  2. 交通費の精算も可能
    利用した路線情報も取得できるため、経費精算の労力も削減されます

<kinconeを使う上で気をつけたい点>

  1. 専用の環境が必要
    タッチするためのICカードリーダーやモバイル端末を用意する必要があります
 


「マネーフォワード クラウド経費」

マネーフォワード クラウド経費は、経費精算にかかる時間を1/10にできるクラウド型経費精算システムです。
営業活動での経費など、毎月時間のかかる経費精算の手間を大幅に削減することができます。

<マネーフォワード クラウド経費をおすすめするポイント>

  1. レシートの自動読み取り
    入力の手間がなく、撮影するだけで申請することができます
  2. 交通系ICカードとの連携
    カードリーダーを使えば、日々の交通費精算などが簡単に行えます

<マネーフォワード クラウド経費を使う上で気を付けておきたい点>

  • 料金プランが複雑
    基本料金に加え、従業員数によって価格が変動するため、毎月どれくらいの金額がかかるか、きちんと確認する必要があります
 

請求書発行業務の効率化に繋がるツール

「MISOCA」

MISOCAは、クラウドの見積書・納品書・請求書の作成サービスです。
書類の作成から郵送、入金の管理までを一括管理することができます。

<MISOCAのポイント>

  1. 書類の作成が簡単
    シンプルな操作で必要な情報を入力するだけで、書類を作成することができます
  2. 一括管理が可能
    見積書・請求書・納品書の作成から郵送までを一括管理することができます

<MISOCAを使う上で気をつけたい点>

  1. 無料プランの制限が厳しい
    無料プランでは月間5通までしか請求書の作成ができないため、普段使いをするには有料プランにする必要があります
 

経理業務のノウハウ化ができるツール

「Teachme Biz」

Teachme Bizは、画像や動画などを利用したマニュアルの作成から公開、管理、分析など豊富な機能が充実した共通プラットフォームです。
ツールの使い方や、書類の確認方法をマニュアル化しておけば、誰が対応してもスムーズな作業に繋がります。

<Teachme Bizのポイント>

  1. 管理機能が充実
    マニュアルの作成に加え、フォルダごとの管理、利用ユーザーの管理など、管理機能が豊富です
  2. マニュアルの分析が可能
    マニュアルの閲覧頻度や検索履歴などの分析が可能です

<Teachme Bizを使う上で気をつけておきたい点>

  • 利用料金が高額
    初期費用で30万円、最低でも毎月5万円はかかるため、気軽に利用することができません
  • 大企業向けのツール
    高額な利用料金に加え、導入までのステップが多いため、大企業向けのツールになります
 


「Dojo」

Dojoは、豊富な機能が搭載された、高品質なマニュアルが作成できるツールです。
経理業務に関するノウハウをマニュアル化しておくことで、初めての作業でも余計な時間をかけることなく対応できます。

<Dojoのポイント>

  1. マニュアル化が簡単
    テンプレートが用意されているため、簡単にマニュアル化することができます
  2. eラーニングの作成が可能
    作成したマニュアルから、eラーニングとして社内に公開することができます。

<Dojoを使う上で気をつけておきたい点>

  • 手軽な共有がしにくい
    一度マニュアルとして完成させる必要があるため、気軽な共有には向いていません
  • マニュアル作成以外で使えない
    マニュアル作成に特化しているため、他の業務で利用することができません
 

様々な書類データの保管に役立つツール

「Dropbox」

Dropboxは、ビジネスでも使えるファイルストレージサービスです。
各種書類のデータの管理に適しているため、経理に関する書類で何年か保管する場合には、保管庫として利用することができます。

<Dropboxのポイント>

  1. あらゆるファイルをクラウド上で管理できる
    全てクラウド上に保存することが可能なため、紛失や外部への漏洩の心配がありません
  2. 他人との共有が簡単
    リンク形式でファイルの共有ができるため、簡単にファイルのやり取りができます

<Dropboxを使う上で気をつけたい点>

  1. ファイル以外の保管が不便
    例えば、テキスト情報を管理したいときは、一度ファイル形式にしないといけないため、不便です
  2. ファイルに関するやり取りができない
    ファイルに関する質問や議論をする際には、別のチャットツールなどを使う必要があります
 


「Google One」

Google Oneは、ビジネスでも使えるファイルストレージサービスです。
Dropbox同様、各種書類のデータを多く扱うには便利なサービスで、スプレッドシートなどを利用している場合には、連携するのが簡単になります。

<Google Oneのポイント>

  1. 無料プランでも15GBの容量が使える
    Dropboxに比べ無料プランでの利用容量が多いです
  2. Googleアカウントとの連携
    例えば、Gmailに添付されたファイルをワンクリックで保存できるなど、Google系サービスを使っていれば管理が簡単になります

<Google Oneを使う上で気をつけたい点>

  1. 管理のルール決めをしないといけない
    すぐに保存ができる反面、あらゆるものを保存できることから、フォルダ構成のルールを決めないと管理が煩雑になります
  2. ファイルに関するやり取りができない
    ファイルに関する質問や議論をする際には、別のチャットツールなどを使う必要があります
 

まとめ

経理業務のクラウドツールを言えば、クラウド会計ソフトが一番に思いつきますが、それ以外にも効率化を手助けしてくれるツールはあります。
 
是非今回ご紹介させていただきたツールを活用し、経理業務の効率化に繋げていただければと思います。