様々な業種でクラウド化による業務効率化が実現されている中、建設現場でもクラウドツールの導入が進んでいます。
 
今回の記事では、建設現場でクラウド化できる業務と、それを実現するツールをご紹介させていただきます。
 
現場での円滑な情報共有や、業務効率化のためにクラウド化を検討されている方は、是非参考にしていただければと思います。

 

建設現場でクラウド化できる業務

①工数などの工事全体の管理

現場の状況や、工事期間におけるスケジュールなど、事前に共有すべき情報は多いと思います。
それらの情報を一括管理しておくことで、現場からもすぐに確認することができ、業務の効率化に繋がります。

②日々の現場作業の報告

日々の進捗や作業内容について、作業員からの報告もクラウド化することができます。
スマートフォンやタブレットから記載してもらうことで、作業員にとっても管理者にとっても管理がしやすい状況になります。

③見積もりや請求などの書類のやり取り

工事前の見積もりや工事後の請求など、現場作業以外にも書類のやり取りといった業務があります。
それらをクラウド化しておくことで、最低限の作業のみで書類のやり取りが完結できるようになります。

建設現場の業務を効率化できるツール10選

チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、現場ごとに進捗や報告書の内容を簡単に残すことができ、それらの情報と共に、図面や写真などの共有もできます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すれば、各現場間でのリアルタイムコミュニケーションができるため、円滑な情報共有に繋がります。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくないチーム向けのツール
    ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます

<Stockの料金>

40ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用できるようになります。
有料プランでも1人あたり月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

https://www.stock-app.info/pricing.html

 

建築現場の業務改善に特化しているツール

「現場情報共有クラウド」

現場情報共有クラウドは、現場で利用できるためにスマートフォンやタブレットに最適化されたツールです。

<現場情報共有クラウドのポイント>

  1. 工程表や写真も一括管理
    現場ごとの工程表や写真を一括で管理することができます
  2. 協力会社との情報共有も可能
    掲示板などのコミュニケーション機能を使って、協力会社とも情報共有ができます

<現場情報共有クラウドを使う上で気をつけたい点>

  • パソコンから利用できない
    スマートフォンやタブレットからのみ利用できるため、オフィス内で利用するには向いていません

現場情報共有クラウドの詳細はこちら

 

「JCCクラウド」

JCCクラウドは、現場に必要な情報を一括管理できる建設業界向けのクラウドサービスです。

<JCCクラウドのポイント>

  1. データの連携が可能
    一度データを記入してしまえば、その内容を連携することができるため、幾つもの同じような書類を書く必要がありません
  2. 独自のカスタマイズができる
    現場の状況や運用状況に合わせて自社向けにカスタマイズすることもできます

<JCCクラウドを使う上で気をつけたい点>

  • 機能が多すぎて使いこなすまでに時間がかかる
    現場で必要な基本的な機能から、文書管理システムやバックオフィスで利用する機能まであるため、それぞれの人が使いこなすまでに時間がかかってしまいます

JCCクラウドの詳細はこちら

 

「Kizuku」

Kizukuは、現場の効率化と品質向上を目的とした、現場支援のアプリケーションです。

<Kizukuのポイント>

  1. グループウェアのように使える
    スケジュールやコミュニケーション機能があり、グループウェアのように使うことができます
  2. 現場ごとの専用フォルダが作れる
    現場担当者のみが閲覧できるようなフォルダを現場ごとに作成できます

<Kizukuを使う上で気をつけたい点>

  • 本格的に利用するにはプロプランにする必要がある
    多くの機能が制限されているため、現場で本格運用する場合には、プロプランへの申し込みが必須となります

Kizukuの詳細はこちら

 

「Conne」

Conneは、現場でのコミュニケーションが円滑になるためのコミュニケーション機能やファイル管理機能を備えた、現場のチームワークを高めるサービスです。

<Conneのポイント>

  1. 社内外のやり取りが簡単
    社内とは別でやり取りをしていた協力会社とのコミュニケーションも一括管理ができます
  2. 大容量のファイル共有
    図面や写真など現場に必要なデータの共有ができます

<Conneを使う上で気をつけたい点>

  • 料金の把握がしにくい
    利用人数によって、様々な価格が変動するため、協力会社の方をどれくらい含めるかなど、全体の金額把握が難しくなります

Conneの詳細はこちら

 

現場での日報・報告書を効率化できるツール

「Field Plus」

Field Plusは、スマートフォンを使って、現場からリアルタイムで作業報告ができるツールです。

<Field Plusのポイント>

  1. 管理者はパソコンから一括管理が可能
    現場から報告された各スタッフの作業内容を、リアルタイムで一括確認することができます
  2. 報告内容のカスタマイズができる
    現場に合わせて、報告すべき内容をカスタマイズすることができます

<Field Plusを使う上で気をつけたい点>

  • パソコンから報告書の記載ができない
    パソコンから確認できるのは、あくまで管理者のため、スタッフはスマホかタブレット端末からしか利用できません

Field Plusの詳細はこちら

 

「houren.so」

houren.soは、幅広い業種で活用できる、写真を中心とした日報ツールです。

<houren.soのポイント>

  1. 作業中に写真を撮っておくだけ
    作業中に写真を撮っておけば、業務の最後に一言加えるだけで日報が作成できます
  2. 現場で撮った写真を活かすことができる
    日報により、多くの現場の写真を集めることができるため、その写真を資料やマニュアルで活用することができます

<houren.soを使う上で気をつけたい点>

  • 無料プランの制限では使いにくい
    無料プランは300MBまでしか使えないため、多くの写真が共有される場合は、継続的な利用が難しくなります

houren.soの詳細はこちら

 

ガントチャートで工数管理ができるツール

「Brabio!」

Brabio!は、エクセルでの案件管理を簡単・便利にクラウドで共有できる、ガントチャート作成サービスです。
各工程の工数確認やスケジュールの管理など、全体の把握をしやすくなります。

<Brabio!のポイント>

  1. グループウェアとしても使える
    タスクをスケジュール表示させたり、タスクに関するコメントができるなど、ガントチャート作成サービスでありながら、グループウェアとしての機能も備えています
  2. 各メンバーの担当状況を把握できる
    複数の案件が同時進行している場合など、現時点で誰が忙しいのかなどを一覧で把握することができます

<Brabio!を使う上で気を付けておきたい点>

  • 無料プランの制限が厳しい
    無料プランの場合、ユーザー数5名・容量50MBまでと、本格的に利用するには厳しい制限になっています
 

「みんなでガント」

みんなでガントは、プロジェクト内のメンバーと共有可能なガントチャートを作成できるサービスです。
ガントチャートを用いて現場作業の各工数などを確認するのに向いています。

<みんなでガントのポイント>

  1. 会員登録不要
    メールアドレスの登録も必要なく、すぐに使い始めることができます
  2. 修正履歴の確認が簡単
    「いつ」「誰が」編集したのかが確認できる編集履歴機能も無料で使えます

<みんなでガントを使う上で気を付けておきたい点>

  • 無料プランではガントチャートが1つしか作れない
    無料プランでは1つしか作れないため、試せる範囲が限定されてしまいます
 

見積書や請求書の発行業務を効率化できるツール

「MISOCA」

MISOCAは、クラウドの見積書・納品書・請求書の作成サービスです。
書類の作成から郵送、入金の管理までを一括管理することができるため、現場作業に集中した業務が可能になります。

<MISOCAのポイント>

  1. 書類の作成が簡単
    シンプルな操作で必要な情報を入力するだけで、書類を作成することができます
  2. 一括管理が可能
    見積書・請求書・納品書の作成から郵送までを一括管理することができます

<MISOCAを使う上で気をつけたい点>

  1. 無料プランの制限が厳しい
    無料プランでは月間5通までしか請求書の作成ができないため、普段使いをするには有料プランにする必要があります
 

まとめ

クラウドツールをうまく使うことで、情報共有が促進されるだけでなく、余計な手間をかけることなく工事を進めることが可能になります。
 
是非今回ご紹介させていただいたツールを活用し、建設現場における業務効率化に繋げていただければと思います。