クラウドツールとは無縁と思われる運送業界にも、専門のシステムツールを含め、多くのものが利用できるようになっております。
 
そこで今回の記事では、運送業におけるシステムツールを導入したい業務と、オススメのツールをご紹介させていただきます。
 
配送の管理や、車両の管理など、今までアナログ作業だった内容のクラウド化
をお考えの方は、是非ご検討いただけますと幸いです。

 

運送業におけるシステムツールを導入したい業務

①配送ルート管理

「いつ」「誰が」「どのルート」をといった配送情報や、予備知識などをまとめておくことで、後々振り返りが必要になった時に、すぐに情報にアクセスすることが可能になります。
例えば、ルートごとに情報を管理しておくことで、担当ドライバーが変わった場合などの引き継ぎが簡単になります。

②日報管理

個人の行動が多いドライバーの状況を日々確認するのは、日報や報告書からでないと分かりづらくなっています。
そのため、日報の提出や管理を簡単にできるようにすることで、その日の仕事内容と運行状況の把握がしやすくなります。

③シフト管理

日勤や夜勤など不規則な業務が多い運送業界にとって、シフト管理は重要なものになります。
それらをクラウド管理することで、今までの配車管理にかかっていた時間を大幅に削減することが可能になります。

運送業向けに使えるシステムツール10選

チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、配送ルートごとに情報を簡単に残しおくことができるだけでなく、日報の管理も簡単にすることができます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すれば、ドライバーと社内のリアルタイムのコミュニケーションや、依頼事項の共有も簡単です。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくないチーム向けのツール
    ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます

<Stockの料金>

40ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用できるようになります。
有料プランでも1人あたり月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

https://www.stock-app.info/pricing.html

 

運送業向けに特化した業務改善ツール

「そらうど」

そらうどは、運送業向けの機能が揃っている、クラウド型の運送管理システムです。

<そらうどのポイント>

  1. 各種データの分析ができる
    車両やドライバー、経費など各種情報を入力しておくことで、情報の分析ができるようになります
  2. オンプレミス対応
    クラウド型以外にもオンプレミス型にも対応しているため、自社の運用に合わせて設置できます

<そらうどを使う上で気を付けておきたい点>

  • 使いこなすには入力項目が多すぎる
    多くの入力項目があるため、それらを全て活用しようとした場合、入力側にも管理側にも負担が発生してしまいます
 

「DriveDoor」

DriveDoorは、配車管理などの運送会社に必要な機能が揃っている、クラウド型の運送業管理ソフトです。

<DriveDoorのポイント>

  1. 利用IDに制限がない
    ドライバーの数や車両数を気にすることなく利用できます
  2. 帳票レイアウトを変更できる
    決められたテンプレートではなく、自社に合わせた帳簿のレイアウトができます

<DriveDoorを使う上で気を付けておきたい点>

  • 初期設定が面倒
    会社の基本情報や、乗務員・車両などのマスター情報を作らなければいけないため、初期設定に多くの時間がかかります
 

「Transport」

Transportは、カスタマイズ性に優れていて、自社の運用状況に合わせた入力画面を構築できる運送管理システムです。

<Transportのポイント>

  1. 拡張性が広く自由度が高い
    パッケージシステムのため、カスタマイズ性に優れています
  2. 入力データの分析が可能
    日々の情報や経営情報を入力しておくことで、高度な分析をすることが可能になります

<Transportを使う上で気を付けておきたい点>

  • WindowsPCにしか対応していない
    モバイルデバイスに対応していないため、ドライバーの情報入力であったり、スマホからの情報閲覧ができなくなっています
 

ドライバーの日報が簡単に管理できるツール

「nanoty」

nanotyは、日報をベースに社内のコミュニケーションを活性化させることができるツールです。
個人で動くことが多い運送ドライバーの方々同士のコミュニケーションにも活用することができます。

<nanotyのポイント>

  1. コミュニケーション機能がある
    コメントやいいねなど、コミュニケーションを促進する機能があります
  2. タスクの設定ができる
    一覧形式でタスクの管理ができ、対応したタスクを日報に反映することもできます

<nanotyを使う上で気を付けておきたい点>

  • 小規模企業では使いにくい
    一番安い有料プランは20名までのプランとなるため、小規模企業にとっては余計な費用となってしまいます。
 

「日報くん」

日報くんは、クラウド型の日報管理システムで、稼働時間を集計して見える化することにも役立ちます。
稼働時間も集計することができるため、日報の提出により配送ドライバーの労務管理をすることができます。

<日報くんのポイント>

  1. 顧客・案件ごとの稼働時間が分かる
    日報から各メンバーの稼働時間を集計できるため、顧客や案件ごとにどれくらい時間がかかっているかを把握できます
  2. 報告書作成の時間を短縮できる
    普段提出している日報から報告書の作成ができるため、今までの時間を短縮することができます

<日報くんを使う上で気を付けておきたい点>

  • 共有がしにくい
    管理者などの上長との共有はしやすいですが、他メンバーとの共有がしにくくなっています
 

ドライバーのシフト管理を効率化できるツール

「ジョブカン」

ジョブカンは、タイムカードを利用することなく勤怠管理ができ、シフト管理や休暇の管理までできるツールです。
様々な時間で稼働しているドライバーの労働時間管理として利用することができます。

<ジョブカンのポイント>

  1. 多種多様な打刻方法
    ICカードやLINEで打刻することができるため、利用者に合わせて設定することができます
  2. リアルタイムでの出勤・シフト管理
    リアルタイムで職員の勤務状況を把握・管理することができます

<ジョブカンを使う上で気をつけたい点>

  1. 機能が多すぎる
    単純に出勤管理とシフト管理だけしたい場合には、それ以外の機能が多く、迷ってしまうことがあります
 

「CAST」

CASTは、パソコンやスマホからシフト管理ができるツールで、アルバイトスタッフの管理が効率的になります。
アルバイトや、非常勤のドライバーが多い場合のシフト管理に役立ちます。

<CASTのポイント>

  1. シフトを自動収集して調整
    ICカードやLINEで打刻することができるため、利用者に合わせて設定することができます
  2. スタッフが不足している日が把握しやすい
    一覧形式でシフト管理ができるため、スタッフが不足している日が一目で把握できます

<CASTを使う上で気をつけたい点>

  1. 店舗数や利用人数によって料金が変動する
    店舗数・社員数・アルバイトスタッフ数・平均シフト時間で料金が変動するため、事前にきちんと確認しておく必要があります
 

ドライバーの人事・労務管理を効率化できるツール

「SmartHR」

SmartHRは、社内の人事情報をクラウド上で管理できるソフトです。
今まで書類のやり取りなど膨大にかかっていた時間を削減することが可能になります。
社内にあまりいないドライバーと書類のやり取りをする必要がないため、管理がスムーズになります。

<SmartHRのポイント>

  1. 書類の自動作成
    従業員の情報を入力すれば、役所への提出書類などが自動で作成できます
  2. web上で全て完結
    契約書や給与明細、年末調整などのあらゆる書類を、紙ではなく、全てweb上で共有できます

<SmartHRを使う上で気をつけたい点>

  1. 素人が使いこなすには難しい
    書類の作成などは簡単に行えますが、各種手続きの手順や役所への提出時期の管理をするには、素人だと難しいと感じることがあります。
 

「人事労務freee」

人事労務freeeの画像

人事労務freeeは、労務管理や給与計算が効率化でき、勤怠や従業員情報から書類を作成することができるツールです。
社内にいないドライバーにも簡単に情報の共有ができるため、各種手続きに時間がかかることがありません。

<人事労務freeeをおすすめするポイント>

  1. 勤怠管理が簡単
    勤務時間や残業代などの集計作業が簡単にできる仕様になっています
  2. 法令改正などに自動対応
    常に最新の制度に準拠できるようアップデートされています

<人事労務freeeを使う上で気を付けておきたい点>

  • 従業員数に関わらず基本料金がかかる
    利用料金は、基本料金+従業員1人あたりの金額となるため、少し費用が高く感じます
 

まとめ

ツールをうまく使うことで、業務効率化により、今まで時間をかけていた事務作業の時間が大幅に削減されます。
 
是非今回ご紹介いただいたツールをご活用いただき、業務のクラウド化に繋げていただければと思います。