必要な情報にすぐにアクセスでき、効率的に情報が整理できるクラウドツールは、医療業界でもサービス向上に役立っています。
 
そこで今回の記事では、医療業界に求められるクラウドツールの主な要件と、オススメのツールをご紹介させていただきます。
 
医療業界における業務効率化に興味のある方や、サービスの向上を図りたい方は是非参考にしていただければと思います。

 

医療業界に求められるクラウドツールの主な要件

①マルチデバイス対応で、どこかでもデータを閲覧できる

自分のデスクから閲覧するだけでなく、移動中などもデータが閲覧できることが求められています。
そのため、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからも利用できることが必要です。

②IT知識がなくとも、使い始めることができる

幅広い年代の方が利用することになるため、ITに詳しくなくても簡単に使えることが重要になります。
機能面はもちろんのこと、シンプルな機能で使い勝手の良いツールが求められます。

③情報の損失の心配を防げる

医療業界における情報の誤削除や誤編集による影響は非常に大きいため、それらを防ぐ機能は必須となります。
情報の復元が簡単にできたり、編集の履歴が把握できる機能が搭載されたツールであることが必要になります。

医療業界にも導入されるクラウドツール10選

チームの情報を最も簡単に残せるツール

「Stock」

Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、患者のカルテとして情報を簡単に残すことができるだけでなく、各委員会での議事録や、最新の論文情報など、全てのドキュメント一括管理することが可能になります。
 
また、Stockの「タスク機能」や「メッセージ機能」は、各情報ごとにコミュニケーションすることができるため、頻繁なやり取りが発生しても情報が混在することがありません。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくないチーム向けのツール
    ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます

<Stockの料金>

40ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用できるようになります。
有料プランでも1人あたり月額400~500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

https://www.stock-app.info/pricing.html

 

カルテの管理を効率化する電子カルテサービス

「きりんカルテ」

きりんカルテは、クリニックのコスト削減に繋がる、クラウド型の電子カルテツールです。

<きりんカルテのポイント>

  1. 豊富な機能が揃っている
    予約システムや在宅医療での利用など、様々な用途で利用することができます
  2. 外部機関との連携ができる
    外部の検査会社からデータの取り込みなどが可能となっています

<きりんカルテを使う上で気をつけたい点>

  • 本格的な運用には費用がかかる
    初期費用や月額費用など、本格的に利用するには多くの費用が発生します
 

「CLIUS」

CLIUSは、診療にかかる手間を効率化できる、クリニック向けのクラウド型電子カルテサービスです。

<CLIUSのポイント>

  1. 追求された使いやすさ
    操作にかかるクリック数を極力減らし、一画面で完結できるように設計されています
  2. 院外からもアクセス可能
    カルテの情報を院外からもアクセスして閲覧することができます

<CLIUSを使う上で気をつけたい点>

  • オプションを増やすと費用がかさむ
    初期費用がかかる他、オプションを付けると月額費用も高額になります
 

外国人向けの診察にも苦労しないサービス

「Health Life Service」

Health Life Serviceは、外国人の患者さんにも対応できるよう、多言語対応可能な医療現場向けの電子カルテアプリです。

<Health Life Serviceのポイント>

  1. 多言語対応している
    外国人の方にも対応できるよう多言語対応されています
  2. オフラインでも利用可能
    スマホやiPadを使った操作をしますが、オフライン状態でも利用が可能になっています

<Health Life Serviceを使う上で気をつけたい点>

  • 利用料金が分かりにくい
    料金が公開されていないため、利用方法によって費用が高額になってしまうことがあります
 

「MELON」

MELONは、外国人の患者さんの診察にも柔軟な対応ができるよう、翻訳機能が充実した医療機関向けのコミュニケーション支援サービスです。

<MELONのポイント>

  1. 最大10ヶ国語に対応している
    チャット形式で通訳されたものを表示されるため、円滑なコミュニケーションが可能になります
  2. 問診票の翻訳にも対応
    対話によるコミュニケーションだけでなく、問診票の多言語化にも対応しています

<MELONを使う上で気をつけたい点>

  • 専用端末を用意しないといけない
    端末のレンタルがありますが、1〜2台しかのレンタルにしか対応していないため、規模が大きい病院では専用端末の用意が必要になります
 

診療所やクリニックの業務負担を減らすサービス

「CARNES」

CARNESは、受診の予約から報告書の作成、健保への請求までの業務を効率化ができる、診療所・クリニック向け健診クラウドサービスです。

<CARNESのポイント>

  1. 初期費用がかからない
    クラウドサービスのため、初期費用がかからず月額費用のみになります
  2. 最新の制度に常に対応
    いつでも最新バージョンを使えるため、制度の改定などがあったも対応が楽になります

<CARNESを使う上で気をつけたい点>

  • PCからしか使えない
    PCからのみの操作が可能になっており、報告書などの印刷をするにはWindowsPCが必要になります
 

グループウェアを使って業務効率化ができるサービス

「desknet’s NEO」

desknet’s NEOは、 仕事の効率を上げて生産性を高めることができる高機能グループウェアです。

<desknet’s NEOのポイント>

  1. あらゆる業種や規模に対応する機能が揃っている
    25のアプリケーションが用意されており、どのような企業にも対応できるようになっています
  2. パッケージ版も用意されている
    クラウド版とパッケージ版が用意されているため、状況に応じて利用方法を決めることができます

<desknet’s NEOを使う上で気をつけておきたい点>

  • バックアップ機能がない
    バックアップができないため、予期せぬ情報の削除などが起こると元に戻すことができなくなってしまいます
 


「Kintone」

kintoneは、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できる、サイボウズのクラウドサービスです。

<Kintoneのポイント>

  1. 自社の業務に合わせたシステムを作成できる
    カスタマイズが可能なため、自社業務に合わせたシステムにすることができます
  2. アプリ開発やAPI連携が可能
    Javascriptを使った開発や、APIによる他ツールとの連携にも対応しています

<Kintoneを使う上で気をつけておきたい点>

  • 専門的な知識が必要
    自社向けにカスタマイズができますが、カスタマイズをするには、専門的な知識が必要になります
  • 使い方を理解するのが難しい
    豊富な機能があるため、メンバーそれぞれが機能を使いこなすまでに時間がかかります
 

「CoMedix」

CoMedixは、医療コンサルティングとしてのノウハウが反映された、病院向けのグループウェアです。

<CoMedixのポイント>

  1. 各種文書を整理して管理できる
    カルテやマニュアルだけでなく、特定の権限の人しか見れないような重要文書の管理もできます
  2. 決済や申請機能も搭載
    院内における承認が必要な決済や申請の運用もできます

<CoMedixを使う上で気をつけておきたい点>

  • 試しに使うにも問い合わせが必要
    実際の導入だけでなく、お試しで使うにも問い合わせが必要なため、気軽に使ってみることができません
 

まとめ

医療業界でも使えるクラウドツールは多くありますが、一部の人だけが使えるものではなく、関係者全員が使えることで、ツール導入の効果を発揮できるのではないかと思います。
 
是非今回ご紹介させていただいたクラウドツールを活用し、業務効率化に繋げていただければと思います。